2014年10月12日日曜日

外道を料理して食べてみよう ~イトヨリダイ編~

イトヨリダイ・・・イトヨリダイ(糸撚鯛、学名:Nemipterus virgatus)は、硬骨魚綱スズキ目イトヨリダイ科に属する海水魚。
琉球列島を除く本州中部以南の西日本、南日本、東シナ海、台湾、南シナ海の深さ40-100メートルの泥底に生息する。
体は細長くやや側扁する。
尾びれは深く二叉し、上端部は糸状に伸びる。
体長40cm。
体色はマダイよりも淡く、ピンク色に近い。
体側に黄色い縦縞が6本ある。
うま味が強い白身魚で、美味であるため、経済的価値が高い魚として漁獲、取引される。
近海物の大型のものは高値で取引される。
旬は秋から冬にかけてである。
日本では高級魚であり、特に関西で珍重する。
身がやわらかく崩れやすいため、煮付け料理には向かず、蒸し魚、塩焼きにすることが多い。
鮮度の良いものは刺身にもされる。
沖縄県では塩味で煮るマース煮にもされる。
身が柔らかいため入院食にもよく使われる。
(Wikipediaより)


イトヨリって初めて釣ったので、食べるのも初めて。
でも、美味しい魚のようなので、美味しく料理してあげよう!
今日はお刺身は霜皮造りに、小さいやつを酒蒸しに、アラは味噌汁にしてみるよ!
れっつくっきん!





この子をいただきますよ。





霜皮作り





あの・・・自分言い訳させてもらってもいいっすか・・・。
まずもってイトヨリダイは大変身の柔らかいお魚でして・・・。
さばくのが非常に難しいんですよ。
それに加えて、調理する直前に包丁研いでる時にですね・・・右手人さし指をズバッと切っちまいまして。

キズパワーパッド



指に力が入らなくなっちゃったんですよ。
嫁さんに協力してもらいながらやったんですが、皮目に切れ目を入れようとしたらかなり深く入っちまいまして。
なんともみっともない感じになっております。

まあ、でも味が肝心だからね!
食べてみると・・・これは美味い。
皮目が甘くて美味しいので、そこを美味しく食べられるよう、三枚におろしたらふきんを掛けて熱湯をかけて氷水に取る。
これだけで皮が柔らかくなるんですね。
身も柔らかく良い香りがします。
これは美味しいお刺身。
昆布締めとかにしてもいいかも。
お刺身は柚子胡椒で食べても美味しい。


続いて、一番期待している酒蒸し!






下処理したイトヨリに塩と酒振って、ネギの上に乗せて腹に生姜の切れっ端を入れて、





昆布を乗せて、蒸し器に入れます。





蓋をして蒸すこと15分、





こんな感じになったら出来上がり!





あら美味しそう!





身を皿に取って、ポン酢と蒸し汁をかけて食べましょう。




これは美味い!!!

やばい、なんだこれ!
フワッフワの身に柔らかい皮。
あっさりしているけど、旨味が豊富。
蒸し汁に融けだした脂をかけてやるとまたたまらん!
これいくらでも食べられるよ!
目玉の周りのコラーゲンも超絶美味!
いやー、これ最高の調理法だな!
幼稚園児の次男が特にハマって、ぺろっと一匹平らげてた。


続いて味噌汁。






沸騰したお湯にしょうがと一緒にアラを入れて、灰汁をすくってあげる。





味噌を溶いてネギを散らしたら出来上がり。






これも文句なしに美味いな!
脂が浮いてるけど全くしつこくなく、酒の合間に最高!
アラをほじくるのがまた楽しいんだよね。


は~堪能した。
最高に旨い魚だ、これは。
満腹満腹。
ん?骨と頭が残ってるな。
・・・もしや。
こいつをがんがんに炊いて、白濁スープを取って、ご飯を入れてみたら・・・






最強のおじや。




はっきり言って、すっぽんに勝るとも劣らないおじやだ。
絶対食べた方がいい!
イトヨリダイ最高!



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